ダーウィンの進化論とイノベーション

ダーウィンの進化論
マーケティング

ダーウィンの進化論

最も強い者が生き残るのではなく、

最も賢い者が生き延びるのでもない。

唯一生き残ることが出来るのは、

変化できる者である。

チャールズ・ダーウィン

私の最も好きな言葉の一つ。

進化論を唱えたダーウィンは、この世に生き残る生き物は最も力の強いものか、そうではない、最も頭のいいものか、そうでもない、それは変化に対応できる生き物だという考えを示したと言われています…が、

解釈に諸説もあり、誤解されて広まっている名言ではあります。

ただし、これはビジネスを考える一つの指標として、今なお好まれている名言です。

ビジネスは、環境が常に変化が求められます。

マーケット環境や競合状況などの外部環境も変化しますし、人材や技術、資金などの内部環境も変化します。
ユーザーのニーズも、日々、刻々と変わります。
ビジネスは、そういった環境の変化に適応していくことと言えます。
それこそが、ビジネスにおけるサービスというものです。

サービスにとって重要なのは、「継続すること」であります。

サービスを「継続すること」のためには、環境の変化に適応していくことが必要です。
変化に適応できなければ、ダーウィンが言ったように、生物と同じで、企業も生き残っていけません。

これをビジネスに置き換えると、「変化に強い企業」を目指すことになります。
そのためには次々とイノベーションを起し、どんどん試行錯誤せよということになります。

イノベーション(innovation)とは、社会に大きな衝撃や変化をもたらす「革新」や「新機軸」を指します。技術革新が進み、ビジネス課題や顧客ニーズが多様化する中で、企業にとって、イノベーションを起こせるか否かは企業の生き残りをかけた重要な経営課題です。

つまり、新製品や新サービスを開発するだけでなく、サービスの価値や見せ方を変える、製品の売り方や市場を変えるなども含みます。

数多くの新しいアイデアを産みだす土壌を作るということです。そうすれば、結果として変化に強い企業になります。

しかし、ここで危惧されるのは、企業としての存在意義がなくなってしまうこと。イノベーションといえばカッコはいいですが、何をしている会社なのか分からなくなってしまっては意味がありません。

企業の存在意義を守るため、軸となる企業理念やビジョンをテーゼに、「誰に」「何を」「なぜ」提供しているのか?を踏まえた上で、変革する必要があります。

コロナ渦の中、生き残りをかけた戦い、ビジネスマン生活が続きます。

ピックアップ記事

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。