通る企画書のポイント
目次
短時間でいかにしてプレゼン内容を効果的に伝え、承認を得るか
- 「何が課題になっているのか」
- 「その原因は何か」
- 「原因を解消する解決策は何か」
- 「解決策を実施すればどのような効果が見込めるか」
資料は簡潔に、この4つの要素だけで構成すれば、ロジックがシンプルになり、伝わりやすくなる。
通る企画書とは
企画書は「序破急」で書く。
「序」= つかみ
読み手に興味をもたせる「表紙」、「はじめに」「キャッチコピー」など
「破」= 展開
企画の内容を展開する「背景」「目的」「コンセプト」「実施案」など
「急」= 結論
企画を読んで行動してもらうための「要件」「スケジュール」「予算」など
企画書の書き方 3大要素を理解する
相手のメリット
企画を提案する相手は予算を投じて行動に踏み切るのですから、
プランを実施すればこんなメリットがあるという提示が最大の説得材料です。
プラン実施にかかる予算
予算の明示がなければ決裁は下せません。
プランの実施で得られる効果がわかったら、
次はどれだけ投資すればいいのかということになります。
プラン実施にかかる期間
プラン実現に必要な期間や納期の時期を明示します。
投資をしても、いつになったらメリットが得られるかわからない企画書では、説得力ゼロです。
「論理的構成」を整えること
企画の展開は、
現状分析・整理・・・今どうなっているかを知る
問題の発見・・・ 何が問題なのかを知る
解決策を模索・・・ どうしたら良いかを発見する
アイデア創出・・・ アイデアをひねり出す
実行具体策・・・ 具体的な施策、アクションプランなどを決める
全体構成
(1)企画立案の背景
なぜこの企画が必要なのかを説明します。
(2)現状分析
企画立案の背景を受けて、現状をどう分析、把握しているのかを説明します。
例えば、会社が抱える問題点は何か、市場環境はどうか、といったことが考えられます。
(3)基本構想
現状分析を受けて、企画の狙いは何か、何のための企画なのか、全体像を説明します。
(4)企画コンセプト
企画を売り込むための広告のようなものと考えてください。
キャッチコピーやイメージ図などで、何のための企画なのかをシンプルに、できるだけ強力に印象づけます。
(5)具体的内容
具体的な実施内容をまとめます。
(6)企画内容要約
企画の全体像を再度まとめておきます。
これをやるかやらないかで、企画の持つ説得力は大きく変わります。
(7)クリアすべき課題
企画を実現するために、クリアしなければならない課題、問題点があれば説明します。
(8)スケジュール
企画の実施スケジュール、予算等を簡潔に説明します。
企画書を書く上で、いつも心掛けていることを列挙しました。
漏れなく、ダブりなく、企画を整理するために、お役立てください。
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